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2006年12月15日

 ■ 2010年日本の経営

現代は格差社会が問題になっていますが、ビジネスの世界において勝ち組・負け組以外の格差問題が急速に顕在化してきているのにお気づきでしょうか?

その格差問題とは『イヌ型社員』と『ネコ型社員』の格差です。イヌ型社員とは会社に忠誠心を尽くし、自分を犠牲にしてまで会社に貢献する社員のことで、ネコ型社員とは会社への忠誠心は薄く、自分のためにならないことは進んで行わない社員のことです。これまで日本企業は多くのイヌ型社員によって成長を支えられてきましたが、急速にネコ型社員が台頭し、その意識の格差は埋めがたいものになってきているのです。たとえば、彼女とデートがあるのに時間外でも帰してくれない上司を時代遅れだと批判する『ネコ型』の若手社員や、逆に彼女とデートがあるといって仕事もそっちのけに帰る部下を忠誠心が足りないと苦々しく思う『イヌ型』の管理職。これらの意識格差がかつてないほどに開いてきているのです。

この企業を取り巻く社員の意識の格差問題を解決しながら、組織としてシナジーを活かし、業績を上げていくにはこれまでの経営モデルでは対応できないのは想像に難くありません。そこで企業は新たな組織の仕組みを構築していかなければいけないのですが、参考になるのが野村総研が総力を結集して作り上げた新たな時代の経営モデルを著した『2010年日本の経営』です。

この書籍では企業の中で問題になっている意識の格差を超越して経営を行うために企業はどのような方法を取ればいいのかを私達に示唆してくれます。半年間に及んだ詳細な調査や分析を通して、新たな時代の経営に適合したモデルケースを事例を豊富使ってわかりやすく解説しているので、非常に理解しやすい内容になっています。

組織の中で価値観の相違を感じるビジネスパーソンには是非とも一読いただきたい良書です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎『2010年日本の経営』
【対象者】 経営者や管理職、次世代ビジネスリーダーを目指す方
【読み易さ】 易しい
【必読度】 ★★★★★(5)


詳しくはこちらでご確認下さい→ http://tinyurl.com/ynzaqa

 

投稿者 MBA : 2006年12月15日 09:40