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2007年01月19日
■ なぜあの会社は儲かるのか?
ビジネスの世界では感覚的に捉えていることと全く逆の事実が多数存在します。たとえば、カジュアルウェアを低価格で販売するユニクロと高級イメージの高い伊勢丹。みなさんはどちらが高い利益率を上げていると思いますか?イメージ的には薄利多売でユニクロの利益率は低く、付加価値の高い高級品を取り扱う伊勢丹は高い利益率をはじき出しているように思われます。ところが現実は全くの逆で、ユニクロは売上高総利益率で40%以上、売上高経常利益率でも15%前後を記録する一方で、伊勢丹は売上高総利益率で30%弱、売上高経常利益率に至っては4%前後とユニクロに大きく水を開けられているのです。
他にも現在ではポイントを導入している企業は多々ありますが、このポイント制度で得をしている業界とそうでない業界があるのをご存知でしょうか?たとえば、家電量販店で今飛ぶ鳥を落とすような勢いで成長するヤマダ電機とポイント制導入の起源となった航空業界に属するANAではどちらがポイントシステムを導入して得をしていると思いますか?ヒントは“限界費用”にあるのですが、この限界費用を考慮せずにポイント制を導入すると思いがけない業績悪化に見舞われる可能性もあるので注意が必要です。
今回はこのようなビジネス界の“なぜ”の事例を数多く集めた『なぜあの会社は儲かるのか?』をご紹介したいと思います。この書籍は詳細なデータを基に非常にわかりやく、そして面白く解説しているので非常に興味深く最後まで一気に読み進めることができます。事例は上記2つの他にも『損して得を取る』ドコモとキャノンのビジネスモデルや東横インと帝国ホテルの収益力の違いなど実に様々業界を網羅していますので幅広いビジネス知識を得るには最適の書籍と言えるでしょう。
実践に沿った経営戦略や会計知識を学びたい初心者の方にはとてもお薦めの一冊です。
<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎『なぜあの会社は儲かるのか?』
【対象者】 経営戦略や会計知識を身につけたい若手ビジネスパーソン
【読み易さ】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)
詳しくはこちらでご確認下さい→ http://tinyurl.com/ydzpvs
投稿者 MBA : 2007年01月19日 14:33
