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2007年05月29日
 ■ ビジネス統計学(上巻、下巻)

あなたもこのこのブログを読んでいるということはマーケティングやファイナンスなどのビジネス理論を勉強されていることと思います。ただ、真の意味でマーケティングやファイナンスを理解しようと思ったら、そのベースになる理論が必要だと感じたことはないでしょうか?

どこのビジネススクールでもMBA理論を学ぶ前にいくつかの基礎科目を履修しなければならないのですが、たとえば、私が学んだスクールでは経済学と統計学の事前履修が義務付けられていました。それほどこの経済学や統計学は他のビジネス理論を理解する上で欠かすことができないものなんですね。

ところが経済学はともかくとして、統計学は難解な公式や用語が多く、理解するのにも一苦労です。しかもテキストを間違えば、学問に終始して、どのようにビジネスに活かしていいのかが皆目見当がつきません。

ただ、統計学の知識はマーケティングで売れる商品の組み合わせを発見したり、ファイナンスでリスクを計測したり、オペレーションマネジメントで商品の均一性を保つために利用したりと、非常に応用範囲の広く、ビジネスパーソンにとっては必要不可欠な知識です。

これまでは日本ではあまり実用的な統計学の書籍はなかったのですが、今回アメリカの多くのビジネススクールで統計学のバイブルとして使用されているテキストが翻訳されて出版に至りましたのでご紹介したいと思います。

その名も『ビジネス統計学(上・下巻)』。

この書籍では統計学をビジネスで利用することを前提に、多くの事例、問題を掲載しているのに加えて、エクセルを使って統計を求める利用方法を丁寧に解説していますので、実務ですぐに使えるというメリットがあります。

上下巻があり、非常にボリューム的にもヘビーですが、データに基づいて、より正確な仮説を立てて、ビジネスで成果を上げたいビジネスパーソンには是非ともお読みいただきたい一冊です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ビジネス統計学(上巻、下巻)
【対象者】 数字に基づいてより正確な戦略を構築したいビジネスパーソン
【読み易さ】 難しい
【必読度】 ★★★★★(5)


詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/p4.html

投稿時間 : 16:32 個別ページ表示

2007年05月21日
 ■ 意思決定のサイエンス

先日リーダーシップ講座の際にお伝えしたのですが、結果を出すリーダーとそうでないリーダーのリーダーの違いは状況判断と意思決定にあります。ところが多くのリーダーにとってこの意思決定というプロセスは非常に難しいと考えられている方も多いと思います。また、リーダーの決断一つで組織の命運が決まってしまうのですから、プレッシャーも相当なものです。

そのような重要かつ非常に難しい意思決定の精度を向上させるのに役立つ書籍を今回ご紹介したいと思います。その書籍とは『意思決定のサイエンス』。

私達は意思決定に際して無意識的に重要な情報を排除してしまうことがありますが、このような行動は“意識の壁”と呼ばれています。この意識の壁にを取り払うことにより、より優れた意思決定を行うことができるようになりますが、本書ではそのような意識の壁を取り払う方法を紹介しています。

また、ベンチマーキングを行って成功事例に焦点を当てて、意思決定を行う方も多いとは思いますが、このビジネスの常道ともいえる意思決定方法にも、本書は落とし穴があると警告しています。

他にも意思決定のプロセスのボトルネックを発見し、そのボトルネックを取り払って意思決定を素早く安定的に行うことができる“RAPIDモデル”を紹介するなど優れた意思決定を行うために必要不可欠な知識が満載されています。

意思決定の質を高めていきたいと考える方に是非ともお読みいただきたい書籍です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎意思決定のサイエンス
【対象者】 リーダー、もしくは次世代リーダーを目指す方
【読み易さ】 難しい
【必読度】 ★★★★☆(4)


詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/n3.html

投稿時間 : 12:07 個別ページ表示

2007年05月14日
 ■ 超時間活用ノート―あなたに「成功グセ」がつく単純化システム

今回も時間管理の書籍で是非ともみなさんにお読みいただきたい良書を発見しましたので紹介させていただきたいと思います。

その書籍とは『超時間活用ノート―あなたに「成功グセ」がつく単純化システム』。アメリカでベストセラーとなった翻訳本なのですが、タイムマネジメントに関して著名なコンサルティング会社の創業者が究極の時間管理に関してわかりやすく解説した良書です。

イメージ的には、『7つの習慣』という全世界で1000万部以上売れたビジネス書がありますが、その7つの習慣をよりわかりやすくして、誰にでも実践に落とし込めるレベルまで噛み砕いた内容という表現がぴったりなのではないでしょうか。(私自身『7つの習慣』を読んだのはかなり昔になりますのであくまでもうろ覚えのイメージですが・・・)

この本の非常に興味深いことはただ単に時間管理のテクニックだけでなく、何のために時間管理をしなければならないかという概念的なことから始まり、自分のバイオリズムに合わせた効率的な時間管理の方法に至るまで、オリジナルな内容に富んでいることです。

この時間管理のノウハウを実践してアメリカでは多くのビジネスパーソンが効率的に仕事を進めることができたという実績がありますから、自分の活動にこのノウハウを取り入れれば生産性は増すことは間違いありません。

一例を申し上げますと、この書籍の冒頭で、人は整理整頓ができないために膨大な時間を書類や物を探す時間に費やしているという指摘がありましたが、私自身、とっても身に覚えがありますので、まずはこの整理整頓を行って時間の節約に取り組もうと思っています。(今朝も必要な本を探すのに無駄な時間を食ってしまいました(^^;)

この書籍は2003年10月の出版ですが、絶版になったのか、アマゾンでは入手できませんので、お近くの図書館などで是非ともお手にとって読んでいただきたいと思います。(私は大手古書店でこの本を入手しましたが、アマゾンで今見たら中古ですが130円から売っていましたので、探す時間を節約するためにもこちらでお買い求めになるのもいいかもしれませんね。(^^))

特に新入社員を始めとした若手ビジネスパーソンにお読みいただきたい良書です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎超時間活用ノート―あなたに「成功グセ」がつく単純化システム
【対象者】 ビジネスパーソン全般、特に若手ビジネスパーソン
【読み易さ】 易しい
【必読度】 ★★★★★(5)


詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/l3.html

投稿時間 : 13:25 個別ページ表示

2007年05月07日
 ■ TQ-心の安らぎを発見する時間管理の探究

連休中は20冊くらいのビジネス書を読みました。と言っても今の自分に必要なものをピックアップするつまみ読みなのですが、その中で1冊だけ、一瞬で内容に引き込まれ精読してしまった書籍があったのでみなさんに紹介したいと思います。

その書籍とは「TQ-心の安らぎを発見する時間管理の探究」。この本のすごい所は、時間管理に関する本なのに、ただ単に時間をどのように有効に利用するのかという小手先のテクニックではなく、時間を出来事の積み重ねと捉え、出来事をコントロールすることにより生活を改善していく考え方を紹介しているところにあります。

非常多くの有益な概念が紹介されていますが、たとえば、「高いビルの上に設置した細い鉄の棒をどういう理由があれば渡り切ることができるか?」という質問を通して、自分の真の価値観を発見するテクニックや自分の憲法を作り、それに優先順位をつけて自分の理想像を描いて目標を達成する手法などは大変参考になりました。

このTime Questは企業研修プログラムにもなっていて、全米優良企業の7000社が導入し、全世界では1500万人が実践しているそうですから、この概念を自分自身に導入して効果が上がらないはずはありません。

この本は図書館で発見したのですが、早速アマゾンで中古ですが注文してしまいました(笑)。ただ、1999年初版の比較的古い本なので今は絶版になったのか、中古本しか手に入れることはできませんので、できれば図書館で探して読んでみて下さい。決して損のない時間の投資になることは間違いありません。(興味のある方はアマゾンの書評も確認してみて下さい。(多くの読者が本書を絶賛しています。)

5月病にかかっている新入社員を始め、全てのビジネスパーソンに読んでいただきたい良書です。


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎TQ-心の安らぎを発見する時間管理の探究
【対象者】 ビジネスパーソン全般
【読み易さ】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)


詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/j4.html

投稿時間 : 12:28 個別ページ表示