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2007年07月09日
日本のホワイトカラーの労働生産性はG7の中で最も低いという驚くべき統計があります。ところがこの統計にはカラクリがあり、現実的にはそんなに低くないと唱えるのが数々のシンクタンクで経済の研究に携わり、現在は同志社大学大学院で教鞭を握る門倉貴史氏。
その新刊『ホワイトカラーは給料泥棒か?』は日本におけるホワイトカラーの実態を経済理論を交えながら、非常に論理的に解説した良書です。
門倉氏は本書の中で、日本のホワイトカラーの労働生産が低いのは、労働者の質がばらつきがあり、仕事をフルに任される人と、ほとんど任されない人の差が大きいからだと述べています。確かに仕事ができる人のところにはどんどん仕事が集中しますし、できない人のところには仕事がほとんど振られないという二極化の現象は納得できるところです。
また、現在会社の中でも若くして能力もやる気も失った「社内ニート」の存在が問題化していて、この問題を解決するためにも社内FAなどを含めて制度化していく必要があると説いています。
タイトルは非常にショッキングなものですが、内容はしっかりとした経済理論に則ったものであり、新書ではありますが非常に読み応えがあります。
ホワイトカラーとして働いている方には是非ともお読みいただきたい1冊です。
<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ホワイトカラーは給料泥棒か?
【対象者】 ホワイトカラー全般
【読み易さ】 普通
【必読度】 ★★★★★(5)
詳しくはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/2w.html
投稿者 MBA : 2007年07月09日 17:38
