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Lesson48 レバレッジドバイアウト(LBO)の仕組みとは?


「タツヤ先輩、巨額の資金がなくてもLBOという手法を使えば大型のM&A案件を成立させることができるんですよね。」


「そうだね。LBOっていうのは、ターゲット企業の資産や収益力、将来のキャッシュフローなどを担保にして金融機関から資金を調達して、少ない手持ち資金で大企業を買収する手法だってことを説明したよね。」


「でもLBOって具体的にはどんな仕組みで行われるんですか?」


「うん、じゃあ今回はLBOの仕組みを順を追って説明していこうか。LBOはまず第一段階として、買収を仕掛ける企業がLBOファンドなどの機関投資家に投資してもらってシェルカンパニーを設立することから始まるんだ。」


「シェルカンパニーってどんな会社なんですか?」


「シェルカンパニーっていうのは実体のないペーパーカンパニーで買収のためだけに設立される会社のことなんだ。このシェルカンパニーがM&Aの資金調達を担うことになるんだよ。」


「ということはLBOファンドなどの機関投資家の投資が全てのM&A資金ということではないんですね?」


「そうだね。通常、機関投資家の出資金は10〜20%程度に過ぎないんだ。残りは50〜60%程度が銀行借入、そして20〜30%が社債の発行という内訳にになるんだよ。この時シェルカンパニーが発行する社債は『ジャンクボンド』と呼ばれて利回りが高いのが特徴なんだ。」


「そりゃ実体のない会社の債券なんてリスクが高くて利回りを高くしなきゃ誰も欲しがる人はいないものね。LBOっていうのはこのような仕組みで調達した資金でM&Aを実施するわけね。」


「そう。ただLBOでは買収後、調達した資金を返済しなきゃいけないから、まずシェルカンパニーと買収した企業を合併させて株式を非公開にするんだ。それから『クラウンジュエル』と呼ばれる魅力ある事業や資産を売却したり、買収した企業がこれから生み出すキャッシュフローで返済を行ったりするんだよ。」


「ふーん。そうして残った資金や資産が買収を仕掛けた企業の収益になるってことですね。」

 

 

【MBA講座:今回のTake Away】
 

◆レバレッジド・バイアウト(LBO)の仕組み

1.シェルカンパニーの設立

2.銀行借入や社債(ジャンクボンド)による資金調達

3.ターゲット企業の買収

4.シェルカンパニーとターゲット企業の合併(株式の非公開化)

5.資産(クラウンジュエル)売却、もしくは事業キャッシュフローによる借入の返済


◆レバレッジド・バイアウト(LBO)関連用語

・シェルカンパニー
→LBOファンドなどの機関投資家の投資により買収のためだけに設立される会社で、実体のないペーパーカンパニー。

・ジャンクボンド
→別名『くず債券』とも呼ばれ、償還に対する信用が著しく低く、投資不適格と格付けされた債券。リスクが高いので利回りが高い特徴がある。

・クラウンジュエル
→買収のターゲットとなる企業が保有する魅力ある資産や事業部門。

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

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