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Lesson49 マネジメント・バイアウト(MBO)とは?



「レイナちゃん、今までは外部からの企業買収を見てきたよね。でもM&Aには外部からだけでなく内部からのM&Aというものも存在するんだ。」


「内部からのM&A?それってどうゆうことですか?」


「うん。たとえば子会社の経営は順調なんだけど、親会社が経営破綻に追い込まれて、連鎖倒産を余儀なくされそうな場合、子会社の経営陣が親会社から株式を買い取って経営権を取得したりする時のM&Aがそうだし、他にも本業はしっかりしているんだけど、本業に関係ない投資が重荷になって経営危機に陥っている企業の経営陣が出資して新会社を設立し、順調な事業のみの営業譲渡を受ける場合のM&Aもそうだね。

これらの手法は経営陣が金融機関から資金を調達して企業の株式を買い取った上で経営権を握ることで、マネジメント・バイアウト(MBO)と呼ばれるん
だ。」


「マネジメント・バイアウト(MBO)?つまり魅力ある子会社や事業を『傾いている本社』から切り離すためのM&Aっていうことですね。現経営陣が金融機関や機関投資家から資金を調達して会社や事業部門を買収するってことはMBOは経営陣によるLBOとも言えますね。でもこのMBOっていうのはそれ以外にどんなメリットがあるんですか?」


「うん。まず親会社にすれば、株式を売却することによってある程度のキャッシュを手にすることができるから、その資金を基に今傾いている事業の立て直しを図ることができるんだ。また、競合他社に売却するよりは自社の人間に売却する方が心理的ハードルも低いというメリットもあるしね。」


「ふーん。親会社としては会社をスリム化して、売却した資金で立て直しを図るのね。」


「そうだね。それから新会社の方は経営陣や従業員、顧客などがそのまま引き継がれるから、全く新しい陣容で事業を引き継ぐよりはリスクが格段に小さくなるよね。」


「そうか。新会社は会社の名前が違うだけで、経営陣や従業員、取引先などはそのままだから当初から順調に事業を進めることができるって訳か。」


「そう。このような理由で日本では上場企業の事業譲渡や海外現地法人の売却、破綻企業の優良事業の立て直しなどに利用されるケースが増えてきているんだ。また、マネジメント・バイアウトと似たようなケースでマネジメント・バイイン(MBI)というものもあるんだけど、こちらは現経営陣ではなく、出資する金融機関が新たな経営陣を送り込んで事業を立て直す手法なんだ。この手法も徐々に増えてきているよね。」


「ふーん。マネジメント・バイアウト(MBO)とマネジメント・バイイン(MBI)か・・・ こうしてみてもM&Aにはいろいろな手法があるのね。」

 


【MBA講座:今回のTake Away】
 

◆マネジメント・バイアウト(MBO)とは?
→経営陣が金融機関から資金を調達して企業の株式を買い取った上で経営権を握ること。


◆マネジメント・バイアウト(MBO)の目的
→経営不振の親会社が優良な子会社を切り離したり、事業部門を独立させる。


◆マネジメント・バイアウト(MBO)のメリット
1. 親会社は売却資金で事業の立て直しが図れる。
2. 新会社は経営資源が引き継がれるので事業失敗のリスクが小さい。

 

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

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