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Lesson71 自社の経営資源に基づく戦略(RBV)とは?

 

「タツヤ先輩、前回のVRIO分析は競争優位性の確立に役に立つってことでしたよね。でも、競争優位性の確立はポーター教授の言った産業内での適切なポジショニングで行うって以前言ってませんでしたっけ?」


「そうだね。競争戦略ではポーターの『コストリーダーシップ』、『差別化』、『集中』という3つの基本戦略が有名だけど、これと双璧をなすのがバーニーのRBVなんだ。」


レイナ:「RBV?何だか車の種類のような名前ですけどRBVって一体どんなものなんですか?」


タツヤ:「RBVっていうのは『Resource Based View』、日本語に訳せば『自社の経営資源に基づく戦略』のことなんだ。」


レイナ:「自社の経営資源に基づく戦略?つまりポーターは競合企業がどのような活動をしているかという外部環境にフォーカスして競争戦略を論じているけど、RBVでは自社の経営資源、つまり内部環境にフォーカスして競争戦略を論じているのね。その内部分析の際に重要になってくるのがVRIO分析ってことか。」


タツヤ:「そう。バーニーのRBVでは企業を資源の集合体と捉えて、自社の保有する経営資源の価値を分析していくんだ。ここで重要なのがその経営資源が『価値があるか?』、『希少性があるか?』、『模倣可能性が低いか?』、『組織がその経営資源を十分活かしきれているか?』という点なんだよ。」


レイナ:「そのように自社の内部環境分析を行って、優れた経営資源を確保することが競争優位を決定付ける要因になるということなのね。」


タツヤ:「そうだね。加えて説明すると、レイナちゃんもSWOT分析って知っているだろう。」


レイナ:「えぇ、自社の強みと弱みを洗い出し、市場の機会や脅威を発見する方法でしょう。」


タツヤ:「ポーターはまさにこの『O』と『T』の部分、すなわち機会と脅威に焦点を当てているんだ。そしてバーニーのRBVでは『S』と『W』、すなわち自社の強みと弱みに焦点を当てていることになるんだ。」


レイナ:「そうすると、ポーターの基本戦略とバーニーのRBVはどちらが正しいという訳ではなく、補完関係にあるってことなのかしら。」


タツヤ:「そうだね。競争戦略にもいろいろな視点からの見方があるんだ。これが正しいという一つの観点から捉えるんじゃなくて、このように二つの観点の組み合わせで捉えると、より強固な競争戦略を立てることができると思うよ。」

 

 

【MBA講座:今回のTake Away】
 

◆RBVとは?
→『Resource Based View』。企業が自社の経営資源を分析し競争優位を確立
する戦略。


◆ポーターの競争戦略論とRBVとの違い
<競争優位の源泉>
ポーター⇒外部環境
RBV⇒内部環境

<競争優位確立のポイント>
ポーター⇒適切なポジショニング
RBV⇒希少価値があり、模倣可能性の低い経営資源。またそれを活かす組織

 

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MBA講座講師プロフィール:安部徹也

大学卒業後、都市銀行に入行。米国MBA留学を経て、MBA Solutionを設立し、代表に就任。現在All About よくわかるマーケティングのガイドとしても活躍中。

 

【トップMBA一押し書籍】

VRIO分析は「経営資源に基づく戦略論」(RBV)を唱えるバーニー教授の著書、『企業戦略論』に詳しく述べられています。更に詳しく学びたい方は同書をお読み下さい。

『企業戦略論』はこちらから。


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