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2006年09月28日
 ■ 仕事を好きになると・・・

「人を好きになると たぶん今までの俺ではできないなって思うこともできちゃう。それが恋愛の力」

 

私の好きな番組に『あいのり』という恋愛番組があります。これは応募で選ばれた素人の男女7人が“ラブワゴン”というバスに乗って世界中を旅しながら真の恋愛を見つけていくというバラエティ番組なのですが、長年視聴者を飽きさせないと言う観点からマーケティング上からも非常に参考になる番組です。

今週の番組の中で参加者の男性が『恋愛ってこれまで自分でできなかったことをできるようにする不思議な力を持っている』というニュアンスのひとことを発しました。彼は20歳の頃、遠くに住む彼女の『会いたい』という深夜の電話に対して、終電が終わっているにもかかわらず、わざわざレンタカーを借りて彼女のもとまで車を飛ばして会いにいったエピソードを披露していました。それほど恋愛の力ってすごいんですね。

彼の発した言葉はそのままビジネスにも当てはまります。


『仕事を好きになるとたぶん今までの俺ではできないなって思うこともできちゃう。それが情熱の力』


多くの方はもしかしたら好きとか嫌いを抜きにして、仕事とは生活するためのお金を稼ぐという視点でしか捉えていないかもしれません。ただ、仕事を好きになればどんな苦労でも苦労と思わなくなるし、ちょっと考えたらできないなって思うことでも夢中になって取り組むので、いつかはできるようになっているということがあります。

また、仕事をするに当たっていろいろな知識やノウハウの収集に力を注ぐ人もいますが、それ以上に重要なのは情熱を持って仕事に取り組めるかどうかということ。情熱さえあれば知識やノウハウの不足を補って余りあるものがあるのです。

今一度あなたも仕事に恋しているかどうか確認してみてはいかがでしょうか?

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2006年09月21日
 ■ 稼ぎ続けることは難しい。

「稼ぐことは簡単だ。だが、稼ぎ続けることは難しい。」


今週は月曜日に商工会青年部の主催でブランディング戦略セミナーの講師を務めてきました。そのセミナーのコンテンツを考えている時に感じたことが『稼ぐことは簡単だけど、稼ぎ続けることは難しい』ということです。

商品やサービスを売って稼ぐということは実はあまり難しいことではありません。マーケティングのテクニックを駆使して消費者を煽るだけ煽って購入してもらえばいいのです。ただ、そのようにして購入していただいた顧客にもう一度商品を売ることは非常に難しいと言わざるを得ません。テクニックで“買わされた”顧客は商品やサービス、引いてはそれを販売した業者に失望し、二度と信用してくれなくなるからです。

このような観点に立てば、企業にとっては“商品を売る”というスタンスでは稼ぎ続けることは難しくなります。“顧客に対して価格以上の価値を提供し続ける”というスタンスをとる必要があるのです。稼ぎ続けるには、常に顧客の期待を上回る商品やサービスを提供し、信用=ブランドを築いていかなければなりません。ブランドは一朝一夕では築けませんから、“どのようにすればお客様は喜んでくれるだろう”という日頃から絶え間ない商品やサービスに対する改善努力が必要になります。

これらビジネスの本質は取りも直さずサラリーマンにも当てはまります。上司やお客様に対して口だけで一時の期待を獲得することは簡単です。ただ、それを実行に移し、信頼を獲得し、期待に応え続けることは非常に難しいことです。ただ、サラリーマンとして稼ぎ続けたいのなら、常に上司やお客様の期待以上の成果を上げ続けなければいけません。そう考えるとやはりビジネスパーソンも企業と同じように日頃から絶え間ない成長のための努力を怠らないようにしなければならないのです。

このように企業であれ、ビジネスパーソンであれ、稼ぎ続けるためには信用を積み重ねる地道な努力=ブランディングが必要なのではないでしょうか。

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2006年09月14日
 ■ 我々が一生懸命働くのは・・・

「我々が一生懸命働くのは、生き残りのためですか。勝ち残りのためですか。我々はもっと素晴らしい何かのために、こうして一生懸命働いているのではないですか。」(田坂広志氏:ソフィアバンク代表)


最近田坂広志さんにはまっています(笑)。上記の言葉は田坂氏が直接述べた言葉ではありませんが最近の若手ビジネスパーソンの心の叫びを代弁したものです。

田坂氏によれば最近お会いする経営者や人事担当者は「最近の若者は小粒になった。それなりに優秀だが将来大化けしそうな人材がいなくなった」と嘆いているそうです。ところがそのような原因は若手ビジネスパーソンにあるのではなく、実は企業側にあるのです。企業の出発点は経営陣が自ら会社のミッションやビジョンを語るところから始まります。ところが現在では経営者が経営に対する熱い情熱、ミッションやビジョンを語らなくなったために、社員は目の前にある業務だけをそつなくこなす小粒の人材に収まっているのです。

仕事を行い報酬を得る人はそれがプロ野球選手であれ、サラリーマンであれ自分はプロフェッショナルであると言う自覚を持つ必要があります。田坂氏によればプロフェッショナルとしての真の報酬はお金や地位ではなく『働き甲斐のある仕事』、『職業人としての能力』、『人間としての成長』であるとおっしゃっています。

つまり仕事とは、『仕事を通していかに社会貢献を果たすか』、『いかに自分の能力を磨いていくか』、そして『人間として成長していくか』と言う質問に対する答えであり、上司は部下がそのような質問を自分自身に問い始めるように導いていかなければいけません。若手ビジネスパーソンがこのような観点から物事を考えられるようになった時、真の意味で器の大きな人物への第一歩をスタートすることができるのです。

そういった意味で部下の器を嘆く前に、まずは経営者や管理者が襟を正して、自身の行動を見つめなおす必要があると言えるのではないでしょうか。


参考文献・引用:プレジデント10月2日号『上司と部下の新常識』

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2006年09月07日
 ■ 99%は失敗の連続であった。

「私がやった仕事で本当に成功したものは全体のわずか1%に過ぎない。99%は失敗の連続であった。その実を結んだ1%の成功が現在の私である。その失敗の陰に、迷惑をかけた人達のことを私は決して忘れないだろう。」(本田宗一郎氏:本田技研工業創業者)

 

本田宗一郎氏といえば言わずと知れた世界のホンダの創業者。そんな本田宗一郎氏が社長時代にこれまでの自分の築いてきた事業を振り返ってたった1%しか成功してこなかったと分析しています。たった1%の成功でホンダをあそこまで大きくしてきたのですから分母となるチャレンジの回数はどれほど大きかったか想像もつきません。

私たちはよく一度の失敗でくよくよしたり、それ以上に悪いのは失敗を恐れて挑戦さえも躊躇したりすることがあります。宗一郎氏の言葉からはそんな小さなことで悩む暇があれば、失敗体験を肥やしにして何度でも成功するまで挑戦することの重要性が伝わってきます。成功とは簡単な原理で諦めなければいつかは成功するのです。

また、成功したとしてもそれは自分の実力だけで手に入れたものではありません。成功したのは自分の実力だと過信する人もいますが、成功とは一人では成し得ないもの。陰ながら支えてくれた人達に感謝の念を持って、成功以前と同じように謙虚な気持ちで接し続けなければ継続的な成功はおぼつかないでしょう。

何度失敗しても一生懸命諦めずに目標に向かって進む努力。家族や上司、同僚、部下など陰日向で支えてくれる人達への感謝。この2つを忘れなければ、いかに大きな目標でも必ずや達成することができるのではないでしょうか。

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