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2006年10月25日
 ■ 机の上ですら論理が通っていない計画は、間違いなく失敗する。

「机の上で論理が通っていると思う計画でも、現実に実行すると様々な前提条件とは違う現象が起きて、そのままでは失敗することが多い。机の上ですら論理が通っていない計画は、間違いなく失敗する。」(賀来龍三郎氏:キヤノン元会長)

 

通常ビジネスというのは競合企業との競争ですから、勝つための戦略を会議室で構築します。(この一番重要な戦略すら持っていない企業が多く存在することは事実ですが・・・)

ところが言ってみればこの会議室で立てた戦略は机上の空論。現場での状況を見ながらより実践的な戦略に改善していく必要があります。このような理論を基にした戦略に実践的な要素を加味することで戦略はより現実味を増し、企業の勝つ確率を高めます。

賀来氏がおっしゃっているように戦略は理論に基づいて立てたとしても、現実は理論どおりに行って大成功を収めるかどうかはわかりません。 『いわんや戦略を持たない企業をや』です。戦略を持っている企業ですら現実では苦戦するのですから、戦略を持たない企業が苦戦することは火を見るより明らかです。

これは個人についても当てはまります。勝ち組と呼ばれるビジネスパーソンは明確な目標を持ち、それに対して詳細な戦略を立てている人達です。ただ、戦略を立てたとしても企業の場合と同じように必ずしも成功するとは限りません。戦略を持っている人でさえ、勝つかどうかはわからないのですから、戦略を持ち合わせていないビジネスパーソンはいくら勝ち組を望んでもそこに到達できるはずがありません。

自分の目標を達成したければ、まずは基礎となる理論をしっかりとさせて、戦略を構築すること。それさえを怠るビジネスパーソンは・・・・・・言わなくてもわかりますよね(^^;

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2006年10月18日
 ■ ビジネスで成功することはシンプル。

「ビジネスで成功することはシンプル。商品を必要な人を探し出して、価格以上の価値を提供し続けるだけ。」


私自身はビジネスで成功するための本質はそんなに複雑なものでなく、とてもシンプルなものだと考えています。(シンプルであっても、決して簡単なものではありませんが・・・)

それは必要な人に価値のあるものを提供する。それだけです。ただ、ビジネスでの成功を難しくしているのは自社の商品の価値を認めてくれる人を探すのが難しい、人の欲求は変わるし常に高くなっていく、競争相手がいるなどの理由からです。ですから、企業はイノベーションを行って常により高い価値を提供することを心掛けなければ、いずれお客から愛想を尽かされて、競合に取られてしまいます。

このビジネス成功の本質は企業のみでなく、個人にも当てはまります。ビジネスパーソンは自分を必要としてくれる企業を探し出して、自分がもらう給料以上の儲けを企業に与え続ければ、自ずと高いポジションを与えられるようになるのです。

ところが高いポジションを与えられれば与えられるほど雇用主からの要求が高まって高度な知識や技術が必要になりますから、常に勉強を怠らずに成長し続けること、すなわち自分自身のイノベーションが重要になってきます。

『会社に対して自分の給料以上の貢献をする。』 - ビジネスで成功を手にするためにはビジネスパーソンにとっては当たり前ですが、この心構えが必要なのではないでしょうか。

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2006年10月11日
 ■ 仕事は私にとっては恋人のようなものである

「ウイスキーの仕事は私にとっては恋人のようなものである。恋している相手のためなら、どんな苦労でも苦労とは感じない。むしろ楽しみながら喜んでやるものだ。」(竹鶴政孝氏:ニッカウヰスキー元会長)


あなたにとって仕事とはどのようなものでしょうか?

仕事とは本来自分を向上させるもの、ワクワクさせるものでなければなりません。私自身も仕事に取り組みながら困難が発生するとつらいなと感じることはありますが、その困難を乗り越えた後の自分、一回り成長できた時の自分を想像するとワクワクした気持ちになります。常に自分の能力以上の仕事をこなしていくことにより、「あっ、自分にはこんな才能もあったんだ」と知らなかった自分を発見することができるのです。

人間の才能は無限に成長する可能性を秘めています。つらいと思いながら仕事をこなしている人にはメンタルブロックが作用して成長していくことはできませんが、どんな仕事でも楽しく取り組む人はいろいろなことを吸収してぐんぐんと成長していくことでしょう。

この両者の能力の開きは、5年先、10年先、歴然としたものがあるはずです。

あなたにとって仕事は恋人のようなものでしょうか?仕事のことを考えただけでワクワクできるようになればビジネスであなたの能力を最大限に引き出すことが可能になるのではないでしょうか。

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2006年10月06日
 ■ 派遣した人材は困難に挑んできて苦労し、腕も人物も一層磨いて帰ってくる。

「派遣した人材は困難に挑んできて苦労し、腕も人物も一層磨いて帰ってくる。こうして「利他」が「自他」となって結実していくのを見るのは楽しいものだ。」(田中文雄氏:王子製紙元会長)


田中氏は王子製紙会長時代、業界他社の再建のために自社の優秀な社員を派遣し、成果を上げて戻ってくる社員の成長に驚いたそうです。派遣されていく社員は大変な困難に遭遇するのですが、困難を克服する毎に一皮剥けてレベルアップしていったのです。

多くの人は困難を避け、楽な道を選択する傾向があります。私も以前はできる限り苦労せずに済む道ばかりを選んでいました。

ところが苦労とはそんなに忌み嫌うものかというと実は逆のものだと自身で起業して気付かされました。サラリーマンは無駄な苦労をしなくてもある程度の仕事をしていれば生活する分の給料は黙っていても銀行口座に振り込まれます。ところがプロ野球選手などを見ればわかると思いますが、自分の実力のみで稼いでいるプロフェッショナルは常に困難に立ち向かい、自分を磨き続けなければ報酬を獲得することができません。その苦労が自分を人間的に成長させ、結果として金銭以外を含めて並大抵では得られない報酬を手にすることができるのです。

自分の目の前に立ちはだかる高い壁を乗り越えたと思ったら次は更に高い壁が待ち構えているのが人生です。苦労してその壁を乗り越えることに“楽しさ”を見出した者のみが成功という果実を手にできるのではないでしょうか。

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