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2006年11月29日
 ■ 失敗しても成功せよ。

「失敗しても成功せよ。」


この一言は11/20の日経新聞11面に載っていたYKKの創業以来会社に伝わる言葉だそうです。同記事の中で大谷渡取締役は「新しい事業に失敗はつきもの。最後に成功して会社に貢献すればいい」と述べています。

我々は往々にして最初から成功を求めます。そこで1度の失敗で諦めたり、成功へのプレッシャーや失敗への恐怖から行動を起こさずに終わってしまったりします。

ただ、考えてみれば当たり前のことなのですが、この世に百戦百勝で成功している人などいません。今成功していると脚光を浴びている人でさえ数多くの失敗を重ねた上で成功を勝ち取っているのです。ただ、失敗は表に出てこないだけであって・・・

たとえばユニクロの柳井社長などは成功者の典型ですが、柳井氏の著書『1勝9敗』ではユニクロの10の事業のうち9つは失敗だったと述べています。

柳井氏のような能力のある方をもってしても1割の成功率なのですから、いわんや凡人をや・・・と言ったところでしょうか。

この失敗と成功の話ではエジソンの逸話も有名で、エジソンが白熱電球を発明した時に記者が「あなたは白熱電球を発明するのに1万回も失敗を重ねたそうですが?」と質問を投げかけたところ「私は失敗していない。1万回のできない方法を発見しただけだ」と答えたそうです。

我々の行動で絶対に避けるべきものは失敗ではありません。それは、失敗を恐れて行動しないこと。そして、リスクを考えることなしに行動を起こして取り返しのつかない失敗を犯すこと。最後に失敗から何も教訓を得ないことです。

失敗は理想と現実のギャップを認識するために避けては通れない道です。1回で成功しなくても失敗を重ねながら徐々に理想と現実のギャップを埋めていけばよいのではないでしょうか。失敗を失敗と思うのではなくエジソンのように失敗をできない方法を発見することと思えば気軽に何でも挑戦する意欲が湧いてくるはずです。

早めに失敗すれば、早めに成功が近づきます。また、運良くぱっと成功するよりは失敗を重ねた上で成功した方が経験という土台がしっかりしているだけに継続的な成功が見込めます。

「失敗とは途中で諦めること」、「失敗しても諦めることがなければいつかは成功する。」-そんな気持ちを持って日々行動すれば、いつの日か必ずや理想の成果を手にすることができるのではないでしょうか。

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2006年11月22日
 ■ 初心忘るべからず

「私は『初心忘るべからず』を座右の銘にしている。私のいう初心とは百年前の創業者の志のことである。創業者の精神をみずみずしく持ち続けてこそ、発展の機会がある。」(山中宏氏:明治生命保険元会長)


私も十分気をつけなければいけませんが、人というのは慣れてしまうと手の抜きどころを憶えて、当初の一生懸命さを忘れてしまいます。

本当はもっと成長できるのに自分で自分に枠をはめ、「これぐらいでいいや」という妥協の心が芽生えてしまうのです。

このような態度ではより大きな機会が目の前にやってきたとしても掴むことは難しくなります。

言い古された言葉だと思いますが、山中氏のおっしゃるように常に初心を忘れずに何事に対しても一生懸命に自分の最大限の能力で取り組むことにより、成長を極大化することが可能になり、より大きなチャンスを掴むことができるのではないでしょうか。

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2006年11月15日
 ■ 経営者は売上に困ったら大きな夢や目標を語れ

「経営者は売上に困ったら大きな夢や目標を語れ」


一言一句正確に憶えていないのでお話された方の名前は伏せておきますが著名な経営コンサルタントのひとことです。私はこの言葉を聞いたときに大変な衝撃を覚えました。『売上に困る→大きな夢や目標を語る』では論理的な繋がりに乏しいからです。通常『売上に困る→売上を上げる対策を練る』と考える人は多いと思いますが、その対策の中で大きな夢や目標を語ると考える人はそう多くはないのではないでしょうか。

その経営コンサルタント曰く、『売上に困るのは売上を上げるための優秀な人材が社内にいないか、もしくは十分社員が能力を発揮していないからだ。大きな夢や目標を語ればそれに共感する優秀な人材が現れて、経営者は黙っていても売上が上がる』とおっしゃっていました。

確かに経営戦略の第一歩は企業のミッションやビジョンを世の中に表明することです。そのミッションやビジョンによって多くの人の集まりである組織は力を一点に集中することができ、組織としてのシナジーを活かすことが可能になります。

先日お会いした上場企業の社長も『企業はヒトなり』と強調されていましたが、その『ヒト』というリソースである社員の能力を最大限に発揮させるためには一人一人に夢や目標を持たせることが重要なのだと再認識しました。

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2006年11月08日
 ■ 今後の我々の行路に自負心を持て

「我々はこの歴史を作ってきた先輩に深い敬意を払うと共に、今後の我々の行路に自負心を持て。」(河野一之氏:元さくら銀行相談役名誉会長)


直接お会いしたことはありませんが、河野氏は私が太陽神戸三井銀行に入行した当時の相談役名誉会長です。河野氏によれば、我々の行動ひとつひとつが歴史を作っていくことになるのだから、自負心を持って行動すべきだと説いています。


あなたは自分の歴史、すなわち人生の最終地点を意識しているでしょうか?
そして、その最終地点に自負心を持って日々向かって行っているでしょうか?


和民の渡邉美樹社長やワクワク系マーケティングの小阪裕司先生などは死生観を持って生きることが無駄の無い人生を送る秘訣だとおっしゃっています。死生観を持って生きるとは、つまり常に人生の最終目標を意識して行動すると言うことです。

もしかすると、自分が最終的にどこに向かって進んでいるのか、日々の与えられた仕事の忙しさから多くの方が気付いていないかもしれません。ただ、自分がどこに進んでいるのかわからない方に歴史を作る事は難しいと言わざるを得ません。

明確な目標を設定し、その目標を達成するために日々戦略を考え、失敗を積み重ねながらも泥臭く戦術を実行に移す。そのような失敗・経験を積み重ねていくことによって一歩一歩自分自身が成長していく過程が歴史となるのです。人は経験を通して日々成長できるのだから、目標を掲げ、信念を持って行動すれば、叶わない夢などないという確固たる自信を持って行動しましょう。

常にヒストリーメイキングの意識で自負心を持って行動することにより、自分の思い通りの歴史を刻むことができるのではないでしょうか。

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