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2006年12月06日

 ■ 気力と精神力が強ければ、たいていの危機は克服できるものだ。

「人間はどんな危機にも、気力と精神力が強ければ、たいていの危機は克服できるものだ。」(ニチロ創業者:平塚常次郎氏)


人は生活していれば必ずや『人生最大の危機』と思えるものが何回かはやってくるものです。私自身もこれまでに公私含めて何度かの危機に遭遇してきました。その時は考える余裕もなく、後から振り返って思うのですがやはり危機に直面した時は、その危機から逃げることなく、危機と向き合って真摯な対応を心掛ける。そうすればほとんどの危機を乗り越えることができると確信するに至りました。逆に『臭いものには蓋』的な行動や無責任な対処では危機を更に悪化させることに繋がるので注意が必要です。

たとえば、松下電器は昨年FF式石油暖房機の死亡事故に際して、信用失墜の危機に見舞われました。この危機に際して、当時の中村社長は、この死亡事故を隠すことなく、テレビや新聞など莫大な費用を使って最後の1台まで責任を持って発見するという態度を消費者に示しました。(実際にこの広告については一時しのぎのアピールではなく、今年も続けられているようです)。この対応により死亡事故によって消費者の不信を買うどころか、逆に信頼を得て業績の向上に繋がりました。

一方で今年ノートパソコン用の充電池の発火問題が発生したソニーは危機の認識が甘く、初期対応を間違えて信用を失い、業績の低下を招いてしまいました。

現代ビジネスにおいて、法人であれ、個人であれ必要とされる重要な能力の一つは危機管理能力や危機処理能力だと言われています。危機というものはどうしても避けられないものですから、『危機に直面した時に必ず克服するという気力と精神力を高め、真摯に対応していけば、ほとんどの危機は克服できる』という平塚氏の言葉を胸に刻んで日々危機に対応していく必要があるのではないでしょうか。

投稿者 MBA : 2006年12月06日 14:56