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2006年12月13日
「私は自分のためにのみ働いてきたため、ロンドンでわびしい思いをした。今後は可能な限り人のために働こう。」(犬丸徹三氏:帝国ホテル元社長)
帝国ホテルの社長を務めた犬丸氏は若かりし頃ロンドンにホテルマンとして修行に言った際に、自分のことだけを考えて行動してきたために、初めてのクリスマスを一人で過ごすという寂しい思いをしたそうです。
特に一人が好きな人はこれはこれで問題ないのでしょうが、ビジネスで人の上に立とうと考える人は自分のためだけに働くという考えでは確実に目的を達成することはできません。ビジネスで成功するということは、デイトレーダーなどある特殊な職業を除いて、人のために働いた結果としてもたらされるものだからです。
この人のために働くということに対して、先日私の家庭でのある出来事が気付きをもたらしてくれました。
私達は今年の9月にディズニーランドリゾートのホテルに滞在したのですが、それ以降妻や娘たちは『今度はどこのホテルに泊まろう』と機会がある毎に相談していました。そこで私は先日、3月にディズニーランドに泊りがけで行こうと提案したのですが、この提案に対して妻や娘たちが目を輝かせて喜んだのは言うまでもありません。
この時私は思いました。父親の仕事とは家族に夢を持たせてそれを実現していくことではないかと。
この基本はビジネスでも同じです。社長の仕事は社員や株主に夢を持たせて実現していくことですし、会社の仕事はお客様に夢を持たせてそれを実現していくことです。
人に夢を持たせて実現していくことにより、人からの信頼を得て、自分の望むもの(それは居心地のいい環境だったり、高い報酬だったりするのですが)を手にすることができるのです。つまり、結局は人のために行動することは取りも直さず自分のためになるということです。
このような観点に立てば、ビジネスや人間関係でうまくいかないと思う時は犬丸氏のように『可能な限り人のために働こう』という意識を持てば現状を打破することができるかもしれませんね。
投稿者 MBA : 2006年12月13日 10:16
