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2006年12月27日
「僕が入った頃のNECは、売上の半分が電電公社で『電電公社の工場部門』と言われていた。伝送装置や交換機は『コストプラス方式』と言って、開発・生産にかかった費用に利益を上乗せして価格で買い上げてくれた。この環境でどういう人が育つか分かるでしょう?」(西垣浩司氏:NEC元社長)
私自身の経験を踏まえて言わせてもらえば、大企業は特に顕著だと思うのですが、自分自身がいくらがんばっても大勢に影響はなく、まさに組織の歯車として日々与えられた業務をこなせばいいという所謂『大企業病』という考えを持つようになります。大きな組織の中では出る杭は打たれるので、目立たないよう周りと協調を図って無謀なことには挑戦しなくなるのです。
ところが一旦このような習慣が身についてしまうと、新たなことや自分のレベルを超える難しいことに挑戦する意欲が低下し、ビジネスパーソンとしての成長が止まってしまうので注意が必要です。
年功序列で黙っていても年を取れば昇格していた時代はいざ知らず、現在は終身雇用も危うい時代です。このようなビジネスパーソンにとって厳しい時代を生き抜くには環境に適応した能力を養い、自分自身を常に成長させていかなければいけません。そのために重要なのが自分をどのような環境に置くかということです。
ぬるま湯につかっていれば、その瞬間は気持ちのいいものでしょうが、一旦外に放り出されると環境の変化についていけず、生き残りさえ難しくなるでしょう。先を見越して、どのような環境に放り込まれようが対応できる準備を常日頃から心掛けなければいけないのです。
常に自分を追い込んで成長を目指すビジネスパーソンと与えられた環境に甘んじて向上意識を失うビジネスパーソン。数年後には能力に雲泥の差がつくのは歴然としています。
これから迎える新しい時代はビジネスパーソンにとってまさに氷河期。あなたは環境の変化に気付かず滅んでいく恐竜ですか?それとも環境に適応して繁栄を築く哺乳類でしょうか?
そんな質問を西垣氏の言葉から感じ取れそうです。
投稿者 MBA : 2006年12月27日 14:24
