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2007年02月19日

 ■ 人を思いやり、互いを思いやることで、会社の生産性は永続的に伸びていきます
「要は人に対して優しい気持ちを持つことが大事だということです。僕はね、電車の中で、お年寄りが立っているのに平気でタヌキ寝入りをするような奴の集団では、会社は絶対に儲からないと思います。人を思いやり、互いを思いやることで、会社の生産性は永続的に伸びていきます。」(望月広愛氏:Jアートレストランシステムズ社長)


岐阜と愛知で『ロッソえびすや』というイタリアンレストランを展開するJアートレストランシステムズ。同社は2000年には売上11億円に対して4億円の赤字という酷い業績でしたが、ある仕組みを導入したことにより2005年には3000万円を超える利益を上げるまでに回復しました。

その仕組みとはお客様の声を社員全員で共有すること。特にお客様からお褒めいただいた事例を社員全員で共有することにより、社員のお客様への“思いやり精神”が高まり、全店規模でのサービスレベルが向上したそうです。結果として、この真心のこもった従業員のサービスが口コミを起こして、業績の飛躍的な向上に繋がったという訳です。

私たちは今、競争の厳しい時代を生き抜いていますが、このような時代、どうしても『自分が・・・自分が・・・』と自己中心的な考え方になる傾向があります。だから、『自分は仕事で疲れているのだからお年寄りに席を譲る必要はない』というような考えを持つ人がいたとしても不思議ではありません。

ただ、ビジネス、引いては人生で成功するためには自分の力だけではどうすることもできないことの方が多いことは事実です。そしてより多くの人からの協力を得るためには、“まず自分が”ではなく、まず周りの人から幸せになってもらう必要があります。その自分の施した優しさや思いやりが巡り巡って自分のところに戻ってきて、自分も幸せになることができるということなのです。

よくビジネスでWin-Winの関係が成功につながると言われますが、あくまでもまず相手に勝ってもらってから、自分が勝つという順序が大切です。自分が先に勝とうとすれば、永続的に勝ち続けることなど不可能な話でしょう。

自分が勝ちたければ、まず関係する人を勝たせてみる。-『与えよ。さらば与えられん。』という言葉がありますが、望月社長のおっしゃるように思いやりの精神を持って、この言葉を実践することによりビジネスや人生において永続的に成功することが可能になるのではないでしょうか。

投稿者 MBA : 2007年02月19日 09:22