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2007年07月09日

 ■ 自分を犠牲にすることによってのみ自己実現は完結する(マズローの5段階の欲求を超えて)

『自分を犠牲にすることによってのみ自己実現は完結する。』


みなさんはマズローの5段階の欲求という理論をご存知でしょうか?

人は最低限の生理的欲求を満たした後に、安全の欲求、所属愛の欲求、自尊の欲求と段階的に高次の欲求を満たす願望に駆られ最終的には自己実現の欲求に辿りつくというものです。

ただ、私自身は人間の欲求は限りのないものであり、たとえ自己実現を達成したとしてもその上にまだ達成したい欲求があると確信しています。

「それでは、その自己実現を超える欲求とは何か?」という質問に対して私は「自己実現の上には理想のコミュニティを創り上げていく欲求がある」と考えています。人は一人では生きられませんから、自分が快適に過ごせるコミュニティを創造する欲求が存在するはずなのです。

マズローの5段階の欲求では自分を中心にした行動で自己実現を果たしますが、自己実現を超えた理想のコミュニティの実現では自分を犠牲にして他人を優先する“自己犠牲の精神”が重要になってきます。それは、エゴを極力排除することによってのみ、快適なコミュニティが作り上げられるということに基づきます。

そして、私の考える自己犠牲による理想のコミュニティの実現はやはり5段階あります。まず一番低次元のものは理想の自分の実現です。これはマズローの5段階の欲求の最高の欲求と同じですね。

コミュニティの中で最も小さい単位は自分ですから、ここからがスタートになります。次に理想の家庭の実現、理想の組織の実現、理想の会社の実現へと進み、最終的には理想の社会の実現がゴールとなります。自分という最も小さい単位から始めて徐々に大きなコミュニティへ理想化を推し進めていくのです。

人それぞれ何を最終的に実現したいかで行き着くレベルが変わってくると思いますが、理想の社会を実現できた時が究極の自己実現と言えるのではないでしょうか。

理想のコミュニティを作るには私心を捨てて、他の人に奉仕する精神を持つこと。逆説的ではありますが、自分を犠牲にすることによって、真の意味で自己実現を達成することができるのです。

“ノーブレス・オブリージュ”という言葉もありますが、自分の価値を高めるということはいかに人の役に立つことができるかということですから、自分自身が輝くことをを捨て、他の人を輝かせる覚悟を決めた人が逆に最も輝くことができるということができるのではないでしょうか。

<安部徹也のマズローの5段階の欲求を超える理想のコミュニティを実現する欲求>

 

投稿者 MBA : 2007年07月09日 17:41